金子みすゞさんの童謡詩には、心がほっこりするようなものがいっぱいありますね。個人的に好きな作品はありますが、それはさておき、みすゞさんが生前に発表した童謡誌をメインにして、更に彼女の生き様をも綴った本を書き上げました。金子みすゞさんについて書かれた本はいっぱいありますが、好みの童謡詩作品を取り上げるか、それとも生涯を書き出すかの両極端しかなかったように思われます。
「わかれ童謡・追憶のみすゞ」は、最初は投稿、途中からは原稿料をもらっての寄稿として雑誌等に発表された全作品と、自死の直前に西条八十に送って死後に発表された「象」と「四つ辻」、さらに後になって公開された作品を含めた100作程度を入れました。
これまで掲載誌が見つからなかった「障子」「月日貝」「濱の石」などの六作品については、納得できるような仮説を立てて掲載しています。
自費出版すると最低でも500部は作るとか、お金がいっぱいかかるとかの諸問題があります。私は書籍コード付きでも500部で50万円程度の金額でやってくれる印刷会社を知っていますし、そんな形で2冊ほど出しましたが、いずれも段ボールで返本されるのが落ちです。だから今度の本は、全部自分でやっています。コピー、折り、ソート、製本まで自分の手でやっていますから、豪華本というわけには生きませんが、それなりの手作り感があって好きです。A5版231ページのこの本には、定価がありません。読んでもらって判断してもらって、納得する金額をあとから払ってもらえばよいとの考えからで、多少なりとも私を応援してくれる気持ちが含まれていればありがたいです。
本屋さんには今のところ置いていませんから、注文はダイレクトにお願いします。
ファクス 042-537-6724
アナログしかという人は、ハガキでもいいですよ。
〒190-0032東京都立川市上砂町1-13-1 16棟401
川合宣雄
次は少しだけ、内容に触れます。
金子みすゞ 金子みすゞさんのことを書きました。わかれ童謡(うた)追憶のみすゞ
金子みすゞさんが生前発表した100作品を網羅、母と娘のまなざしをも通して生涯を綴る。 金子みすゞの魅力を、力不足を知りつつも書いてみたいと思いました。 仙崎、下関、青海島など取材、著作権があるから勝手にはさせないぞと主張する某出版社の妨害にも負けずに、 A5版220ページの本ができました。 自費製本ですので、応援する意味を込めてご注文願えるとありがたいです。
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